2015年3月30日月曜日
consideration ~ The exchange rate
ユーロのギリシャ問題
ルーブルの変動相場制導入、、、
米ドル為替が際立つ2015年春
今回は為替レートの話です
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まず
【株価】を顧みます
戦後、東証市場の再開は1949年5月です
1949年 5月
4 9 2 8 4 6
3 5 7 7 9 2
8 1 6 3 5 1
X2 X1・X4 ▲6
1949~1953 5丑5丑
1954~1958 4子6寅
1959~1963 3亥7卯
1964~1968 2戌8辰
1969~1973 1酉9巳
1974~1978 9申1午
1979~1983 8未2未
1984~1988 7午3申
1989~1993 6巳4酉
1994~1998 5辰5戌
1999~2003 4卯6亥
2004~2008 3寅7子
2009~2013 2丑8丑
2014~2018 1子9寅
2019~2023 9亥1卯
ここより株価動向をみると半世紀の積み上げてきた株式市場も、
「7数午・3数申」波動、、、、C場財務向上期に入り天井圏に一気に、
跳ね上がってきていることがわかります
時系列で見ていきますと
1984・03・01~ 9,920円27銭
1985・12・28~13,113円32銭
1986・12・27~18,701円30銭
1987・12・28~21,564円00銭
1988・12・28~30,159円00銭
となって高値圏に入り
続けて次の波動期で、さらに高騰しております
問題は、この波動期が「6数巳・4数酉」であり準破壊期であること
1989年には、慣性力がつきすぎておりますから、さらに高騰
1989・12・29~38,915円87銭
このまま進むのかと思われた年の瀬、12月29日バブルが、はじけました
破局期の高騰、破局期の絶好調は、そのまま破局性となり、ツケが回ります
天井をつけてバブルがはじけ【失われた20年】がスタートしています
これを背景に今回の為替の話に戻します
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株式の世界と異なり、
一部大企業、金融機関関係者、外人投資家だけの世界
目から鼻へ抜ける人の世界のようです
その為替の世界にも大きな波がやってくる前夜ではあります
日本に変動相場制が導入されたのは1973年2月です
ニクソンショック以来、世界各国が前後して変動制に移行しております
1973年 2月
1 6 8 5 1 3
9 2 4 4 6 8
5 7 3 9 2 7
X8 X3・X7 ▲3
1973~1978 2丑・2丑
1979~1984 1子・3寅
1985~1990 9亥・4卯
1991~1996 8戌・5辰
1997~2002 7酉・6巳
2003~2008 6申・7午
2009~2014 5未・8未
2015~2020 4午・9申
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・・・
1973・02~1973・07 6寅・6寅
1973・08~1974・01 7卯・5丑
1974・02~1974・07 8辰・4子
1974・08~1975・01 9巳・3亥
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・・・・・・
1984・02~1984・07 1子・2辰
1984・08~1985・01 2丑・1卯
1985・02~1985・07 3寅・9寅
1985・08~1986・01 4卯・8丑
1986・02~1986・07 5辰・7子
1986・08~1987・01 6巳・6亥
1987・02~1987・07 7午・5戌
1987・08~1988・01 8未・4酉
1988・02~1988・07 9申・3申
1988・08~1989・01 1酉・2未
1989・02~1989・07 2戌・1午
1989・08~1990・01 3亥・9巳
・・・
・・・
2015・02~2015・07 9寅・3寅
2015・08~2016・01 1卯・2丑
2016・02~2016・07 2辰・1子
2016・08~2017・01 3巳・9亥
これを円為替の座標軸とします
先ほどの株価の時系列移動と同じく
為替の時系列をみてみます
対ドルレートでは
1984・03~224,75
1985・12~200,60
1986・12~160,10
1987・12~122,00
1988・12~125,90
1989・12~143,40 (単位円)
ここから見ると、
1ドルが120円~125円あたりがよいとする、当時の空気を感じます
また、
1989年12月の為替レートからは、円為替に引き気味の感
今度は波動より、
為替の経緯を観ていきます
1991年~1996年「8戌・5辰」波動は、投機筋と外国人投資家の入れ食い状態
為替においても投機が起こっている状態です、2・5・8は投機の世界を示します
1991年「2数未」あたりより多数、ヘッジファンドが割り込み始めている
1994年「5数戌」ころには、外国人投資家の株への参入増加もあり
それにまぎれて為替投機筋の進出、2・5・8の不安定期の特徴
この時期に流入した投機筋はそのまま次の波動期に移り
大口の投機に向かう(7・6波動期は大口資金の導入です)
1997年~2002年「7酉・6巳」の三合金局期に底堅い動きより再上昇を、
始めようとする矢先、9・11発生に呑まれています
2003年~2008年「6申・7午」波動期に反転がはじまり、2007年ようやく
落ち着いた為替をリーマンショックが襲い、円為替の高値圏を誘発
そのまま次の波動へ横滑りしている
2009年~2014年「5未・8未」の波動は、下がるどころか「冲作用」で押し上げて、
高値維持したまま、さらに上昇加速を続け、高値圏を食い止めざるを得なくなり、
人智による「冲作用」から「破局期」に入り、輪転機の継続稼働となりました
破局期にも上る一点もあり、下がる一点もある、二極性をあわせもつ破局性です
これ以降、米ドル為替を基準に鑑みます
各国為替内容はすべて、ドル基準仕様です
円為替レートでは述べておりません、ご注意ください
つぎに
【米ドル為替】
1971年8月15日 という時間質を読みます
まず年月盤と周期波動をとります
1971年 8月
8 4 6 5 1 3
7 9 2 4 6 8
3 5 1 9 2 7
X4・X8 X7・X9 ▲1
1971~1979 9亥9亥
1980~1988 1子8戌
1989~1997 2丑7酉
1998~2006 3寅6申
2007~2015 4卯5未
2016~2024 5辰4午
・・・
1971・08~1972・01 6申・6申
1972・02~1972・07 7酉・5未
1972・08~1973・01 8戌・4午
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2015・02~2015・07 3亥・9巳
2015・08~2016・01 4子・8辰
2016・02~2016・07 5丑・7卯
2016・08~2017・01 6寅・6寅
2017・02~2017・07 7卯・5丑
2017・08~2018・01 8辰・4子
・・・
・・・
世界に波及したニクソンショック年月です
何もかも一変させた時間質です
世界の為替をとりこむ通貨座標軸となりうるものです
「順流X4卯・逆流5未」波動より観ると、
高値圏を形成しているといわれる現在の波動は4数破局を取り込んだ
『一度は破局する型』ですから、2008年リーマンショックの
ダメージを受けています、こののち X4-9 合局
現在の高値圏の形成に至ってます
時間波動的には
「 4卯・5未 」 から「 5辰・4午 」に波動クロスして2016年以降質転換に向かいます、
下がる気配を見せながらも、まだまだ急上昇に、向かおうとしますから、
大ナタを振るわなければならない
2016年になるまで、株価に変動はおきても、為替の上昇は続きやすい様子
波動期は「5辰・4午波動期」となりますから、下地ができ上がり、
米国が強烈な管理体制を敷いてくる時代にはいります
つぎに
【人民元為替】をみます
人民元は2005年7月より管理フロート制に移行しています
2005年 7月
6 2 4 7 3 5
5 7 9 6 8 1
1 3 8 2 4 9
X5・X9 X2 ▲1
2005~2011 7酉7酉
2012~2018 8戌6申
2019~2025 9亥5未
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2005・07~2006・02 8未・8未
2006・03~2006・10 7午・9申
・・・
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2014・11~2015・06 3巳・4酉
2015・07~2016・02 2辰・5戌
2016・03~2016・10 1卯・6亥
2016・11~2017・06 9寅・7子
2017・07~2018・02 8丑・8丑
・・・
・・・
この時代の、人民元の座標軸とします
〈為替レート〉
2015年
上半期は高値圏上下動、
2015年
7月・8月・9月・10月は降下安値圏、11月上昇、12月下降、
2016年
1月・2月上昇、3月・4月・5月・6月安値圏、7月・8月上下動、9月・10月上昇、
11月・12月・1月下降安値、
*向こう2年半、降下には加速がつき、上昇には加速がつかない展開
〈諸事情〉
昨年、11月あたりより数理反転して質転換が始まる
2015年7月以降、国内製造業のダウン、海外資本撤退、台頭するアジア圏、
それに対応しきれない、未成熟な「法整備問題」「労働者問題」「雇用政策」
軍備以外は弱く、そこより浮き上ってくるものは、一次・二次産業の衰退、
雇用問題、不動産開発頓挫など、、、、あっさりバブルをはじく
可能性もあります
外国資本の離脱は
この国の根幹を揺るがしており、
「AIIB」 を急ぐ国家的心境はわからなくもない
これをくいとめるためにも必要でしょう
つぎに
〈AIIB 問題〉
ADBに対する位置取りの AIIB です
2013年10月の APEC 会期中 に、中華人民共和国の提唱主導となるもの
英国の突然の参加表明から世界中を巻き込んでの出来事
米国はその座を追われ、日本は蚊帳の外の様相です
2013年 9月節
5 1 3 6 2 4
4 6 8 5 7 9
9 2 7 1 3 8
X7 X5・X9 ▲8
1949年 9月節
4 9 2 3 8 1
3 5 7 2 4 6
8 1 6 7 9 5
X2 X2・X3 ▲3
1949~1953 5丑・5丑
1954~1958 4子・6寅
1959~1963 3亥・7卯
1964~1968 2戌・8辰
1969~1973 1酉・9巳
1974~1978 9申・1午
1979~1983 8未・2未
1984~1988 7午・3申
1989~1993 6巳・4酉
1994~1998 5辰・5戌
1999~2003 4卯・6亥
2004~2008 3寅・7子
2009~2013 2丑・8丑
2014~2018 1子・9寅
〈2013年9月節時間質を観ると〉
中華人民共和国成立年月1949年10月1日からの波動では、
「X2数丑・8数丑」の波動期での提唱となり、国土混乱収拾と国家再建を、
期したもので、自国に対しての補てんの意味合いが第一義です
軌道にのれば新たな波動が起こり、別展開もあるが、
自国内の暴動・内乱等による頓挫の可能性が大きい
今回は、それだけの大博打をしている、のるかそるかです
この国の場合「党」の規模がミソであり、キーポイントです
国より大きな比重を占めていますから、国勢・党勢の両面バランスを
観ていくことが必要
また
〈2013年9月節の数理が秘めるものは〉
「AIIB」 がどのように、発展を遂げてくるのかは今後の課題ですが、
国の成立年波動のX2数破局を背負っている波動期です
ここにおいての提唱である事
提唱時間質をみると2013年9月節ですから「6数巳年・X7数酉月」となり
国家としての資金繰りが自転車操業となっている
国家成立年月1949年のX2数破壊期に提唱し、
その2数波動期の破壊数X8となる、2015年度に 「AIIB」を創設する
ここに世界を巻き込んだ大きな問題提議を投げかけている
何事があろうとも属国に甘んじられる国や、
ソッポをむくこともできる遠い国ならばよい
灰をかぶるのは日本です、関わらなければよいのです
つぎに
【ユーロ為替】は
2002年1月1日現金通貨として稼働
2001年節 12月節
2 7 9 9 5 7
1 3 5 8 1 3
6 8 4 4 6 2
X1・X4 X5・X6 ▲8
2001~2003 3巳3巳
2004~2006 4午2辰
2007~2009 5未1卯
2010~2012 6申9寅
2013~2015 7酉8丑
2016~2018 8戌7子
・・・
2001・12~2002・09 1子・1子
2002・10~2003・07 2丑・9亥
2003・08~2004・05 3寅・8戌
・・・
・・・
2013・10~2014・07 5丑・6亥
2014・08~2015・05 6寅・5戌
2015・06~2016・03 7卯・4酉
2016・04~2017・01 8辰・3申
2017・02~2017・11 9巳・2未
・・・
・・・・・
〈為替レート〉
今年7月を境に、向こう1~2年は高値圏にむかう気配です
ユーロの変遷も、この時期以降でしょうか、、、
高値圏に向かうときはいろいろな問題が起きやすい為替です
2015年
6月まで安値、7月上昇、8月反落、9月・10月・11月・12月上昇
2016年
1月・2月・3月・4月下降、5月・6月上下動、7月・8月・9月・10月上昇、
11月・12月・1月下降
*上昇には加速がつき、下降は横ばいになりやすいところがある
〈社会動向〉
2013年~2015年の「7酉・8丑」波動期は、「組織経済のひび割れ」を示し、
2016年~2018年の「8戌・7子」波動期は、「ユーロ経済の分裂」です
ここに為替動向とは別の、なにかしらの大きな流れを感じます
つぎに
〈欧州中央銀行とギリシャ共和国の関係〉
欧州中央銀行設立(日付が二説ある)
1998年 5月節 4月節
8 4 6 2 7 9 1 6 8
7 9 2 1 3 5 9 2 4
3 5 1 6 8 4 5 7 3
X4・X6 X1・X4 X3・X8
ギリシャ共和制移行
1974年 11月
2 7 9 8 4 6
1 3 5 7 9 2
6 8 4 3 5 1
X1・X9 X4・X8 ▲7
欧州中央銀行が5月設立の場合は、
逆転数理となります
どちらの場合も、設立年に問題はあります
ギリシャのEU加盟年月(前年・前月計算)
1981年 1月
8 4 6 9 5 7
7 9 2 8 1 3
3 5 1 4 6 2
X3・X4 X5・X6 ▲5
それでも、
「EU」があいだを、とりもてれば問題ないのですが、
ギリシャのEU加盟年月が、ギリシャ自らの破局年月となるようです
このことが、軋轢を産み出してきているように考えます
ユーロに炙り出される、ギリシャが映る
為替的には、そこに住まう国民の金銭感覚も経済活動も生活習慣も、
欧州連合とは、まったく異なる世界の住人です
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【通貨を取り巻く環境】
IMF:1946年3月発足
1946年 3月
1 6 8 6 2 4
9 2 4 5 7 9
5 7 3 1 3 8
X1・X8 X9 ▲4
発足年月で見ると
現在、ほとんど機能が損なわれておりますので、2018年以降、機能不全に
陥りやすい様相です
2006年以降、波動「X1子・3申」ですから、活力不足です
(各自精査)
IMF:1947年3月実務開始
1947年 3月
2 7 9 9 5 7
1 3 5 8 1 3
6 8 4 4 6 2
X1・X2 X3・X6 ▲8
1947~1949 3亥・3亥
1950~1952 4子・2戌
・・・
・・・
・・・
2010~2012 6申・9寅
2013~2015 7酉・8丑
2016~2018 8戌・7子
実務年月で見ますと
来年度、資金難の危機です、乗り替りの意味合いもあります
A I I B 問題なのか、ユーロ情勢の混乱なのか、どんなものですか、、、、
ギリシャ「1国」でさえ、カバーできないのでは致し方ありません
つぎに
世界銀行:1946年6月発足
1946年 6月
1 6 8 9 5 7
9 2 4 8 1 3
5 7 3 4 6 2
X1・X8 X6 ▲7
今年度より急激に資金繰りが枯渇してきます
長期インフラ事業融資中心のようですが、今後、資金繰りに難点が出る様相
IMFとの関係を車輪に例えるならば、当初からの「脱輪走行」です
(各自精査)
つぎに
IMFのSDRバスケットに、人民元参入との話もあります
これを観て締めます
SDR創設は1969年1月です
1969年(前節) 1月(前節)
5 1 3 9 5 7
4 6 8 8 1 3
9 2 7 4 6 2
X7・X9 X5・X6 ▲2
中華人民元(管理フロート制)
2005年 7月
6 2 4 7 3 5
5 7 9 6 8 1
1 3 8 2 4 9
X5・X9 X2 ▲1
IMFが人民元をSDRバスケットに加える気持ちは、わかります
IMFの現在の波動「7酉・8丑」に現れております
が、参入直後に反転していることが気がかりです、「8戌・7子」となる、、、、
IMFの崩壊で済むだけならばよろしいのですが、国際通貨危機になりかねない
為替レートの崩壊の危険性は秘めております
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為替より知りえる問題をかいつまんで申し述べました
専門的な研究会、機関誌等は、日を改めてのことになります
以上、
http://www.japanesephilosophyculture.jp/
2015・4・5~内容、一部修正しました
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